テスト結果~算数はなぜ難しい!?~
日能研では、小学2年生2月~小学3年生1月までが
小学3年生の予科教室となります。
これは中学入試の本番が1月~2月頃が多いからです。
では、今日は今まで受けたちくりのテスト結果を発表します。
チャレンジ率は毎回100%なので、そこは大いに褒めてあげたいところです!
全国の平均点(青字)は、国語が70~75点前後、算数は60~65点前後です。
算数の方がかなり低いのがわかります。
その理由の一つは、算数は国語に比べ問題数が少なく、
一問あたりの配点が高くなり、間違ったときのインパクトが大きいのです。
二つ目は、授業で習ったことよりはるかに難しい、
学校では見たことのないような問題がだされます。
なぜ算数をこんなにも難しくするのか??
中学受験に詳しくない人にも名前を知られているような学校はいくつかありますが、
特にそういう学校は、どういう生徒に来て欲しいか、という明確なイメージがあります。
そして、そういう子たちが、というより、そういう子たちだけが
解けるような問題を出しているのです。
たとえば、私の母校の滝中学の入試では、
国語50分、理科・社会40分に対し、
算数のみ60分のテストになっています。
配点も理科と社会50点に対し、国語と算数は100点です。
つまり滝中学が生徒として欲しがっている人材は明確で、
言ってみれば”理系のエキスパート“です。
数学的センスもあり、粘り強く考えることができる子が欲しいです!
と明言しているのです。
(・・・たぶんね。笑)
「算数はおもしろい」「わかれば楽しい」、
そして「自分は算数が得意だ」と思わせることができたら、
中学受験はほぼ成功といっても過言ではないでしょう!